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No.10

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【No.10】2003/05/20
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                       ◆ C-design Mail News ◆

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目次:
    【プロジェクト】
      1.「細胞・生体シミュレーションプロジェクト」
      2.「医用器材研究者サロン」
    【コミュニティー】
      1.「立命館大学シンポジウム」
    【編集デスクから】
      ・中庭
      ・SARS
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■プロジェクト
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  1.「細胞・生体シミュレーションプロジェクト」
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  昨年、1年かけて取り組んできたこのプロジェクトが、新年度から、文部
 科学省の予算のもとでスタートしました。(*1)

  政府の科学技術総合会議の資料(*2)によりますと、バイオ・IT/NTの融合領
 域の共通基盤技術の一つとして、5年間で80億円の政府予算を投入して技術
 として確立することになっています。

  文部科学省から3つの拠点大学(慶応・京大・神戸)と、これを支援する
  3つの大学(東大・名古屋・阪大)に研究が委託されます。

  京都大学では、心臓、膵臓などの臓器のモデルをコンピュータ上につくり、
 それをシミュレータとして使うソフトを開発します。
 野間昭典教授をリーダーとし、医学部、薬学部、工学部など異分野研究者が
 協力するチームで推進します。

  これができあがれば、薬を開発する際、たとえば、副作用予測をシミュレ
 ーションでき、開発コストを抑制でき、薬害を事前に回避できます。また、
 現在診断に使われている心電図やMRIなどと併せ使用することによって、診断、
 治療の水準は向上します。さらに、今後、再生医療やテーラーメイド医療の
 普及を支援する有力なツールとなるでしょう。

  この研究開発成果が一日でも早く実用化されるためには、このプロジェク
 トによって大学研究に拍車がかけられることはもちろんですが、限られた政
 府予算を補い、目的に適った効率的な研究開発が行われるよう、製薬業界・
 医療機器・計測機材など関連産業界との連携、協力が期待されています。

  こうした産学連携開発を行う場として、京都リサーチパークにプロジェク
 トを推進するセンターが開設され、企業との共同研究や研究者交流、人材育
 成が推進されることになっています。

  当社は、そうした活動を支援する役割を担い、プロジェクトの成果の早期
 実現に貢献したいと考えています。

 (*1)
   当社とこのプロジェクトの縁は、一昨年の冬、オックスフォード大学に
  Ellory教授を訪問したときに始まります。
  このプロジェクトは、同大学の生理学研究室で誕生したようで、同教授は、
  京大との共同研究を進めたらどうかと提案をされ、京大医学部の野間教授
  を紹介されました。
  現在この研究は、フィジオーム(Physiome)プロジェクトとして大学研究者
  の国際的な連携もできています。特に、米国は、NHIや軍からの豊富な研究
  資金のもとに活発な研究が行われ、また、既に、ベンチャー企業も誕生す
  るなど、先端技術開発分野でのいつもの様相を呈し始めています。
  こうした事態にならぬよう、日本スタンダードを確立し、これを世界スタ
  ンダードにするよう、産官学連携の実を挙げるようがんばりたいものです。

 (*2) 総合科学技術会議ホームページより
  http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihu23/siryo1-5.pdf
  (2ページ目左下記載)

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  2.「医用器材研究者サロン」
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  昨年2月、医療機器関連企業の株式会社カワニシと瑞穂医科工業株式会社
 と連携し、海外技術依存を克服しよう、という趣旨でスタートした研究者サ
 ロンの活動が定着してきました。
  毎月1回、大学研究者を招いて、京都府立医科大学 平澤 泰介 名誉教授の
 司会、鈴鹿医療科学大学の筏 義人教授他のコメントを交えながら、企業の研
 究者と活発な意見交換が行なわれます。
 回を重ね、既に16回開催。参加していただいた大学研究者は、延べ70人となっ
 ています。
  第9回からは、京都大学再生医科学研究所の堤 定美 教授が主宰される
 「ナノ再生医工学研究会」と合同で開催しています。
 
  ★今月のサロン
    5月26日(月)午後5時半~

    講 師:荒木光彦教授 (京都大学大学院工学研究科 電気工学専攻)
        「計測制御技術の医療応用と生体機能制御の試み」

    ゲスト:共同研究者である
        前谷俊三先生 (天理よろづ相談所病院医学研究所副所長)

  ★過去開催記録
    http://www.c-design.jp/dload/salonkaisai.pdf

 サロンは会員制ですが、ご興味ございましたらお気軽にお問合せください。


■コミュニティーデザイン
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  1.「立命館大学シンポジウム」
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  昨年、栗東市のまちづくりアイデア提案への参加に続き、今年3月に立命
 館大学で行なわれたシンポジウム:「健康で活性化された住みよい地域づく
 りを考える」に、当社の橋本がパネリストとして参加いたしました。
 http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/headline/info/2003/02/sinpo.htm

  橋本は、次のポイントを主張しました。
   【配布資料】http://www.c-design.jp/dload/sympohaifu.pdf

 ・「健康な人ばかりの社会」というのはかえって不自然。健康な人も、病気
  をもった人も、障害をもった人も、まちの構成要素として社会の中で受け
  入れられ、それぞれに自己実現の可能な生活ができるまちづくりを目指す。

 ・高齢者を病院や福祉施設でケアする対象としてでなく、積極的に街にでて
  きて、まちに安定感と安心を与える役割を果たしてもらう。そういうしく
  みづくりを目指す。

 ・今やバリアフリー(車椅子に対してスロープをつけるなど)はあたりまえ。
  心のバリアをとる(人を暖かく迎え入れる)まちづくりを目指す。


■編集デスクから / (橋本佳奈)

【中庭】
  事務所の外の中庭に枝垂れ桜が1本あります。約13年前に移植されたもの
 で、はたして生き残ることができるか、と言われていましたが、近年少しず
 つ花をつけるようになり、今年は見事に咲き誇りました。
  季節は早や初夏に移り、花は桜からつつじに、そして今は、石楠花が満開。
 10年余を経て3メートルの背丈に育って、枝いっぱいに花をつけています。

【SARS】 
  4月末に予定されていた上海の浦東ハイテクパークでの日中ベンチャー交
 流会は、SARSの騒ぎで延期されました。
 上海の友人、蒋青さんのメールによると、「上海はSARSの予防対策がよく取
 られているので、今のところは大丈夫のようです。」とのことですが、さて、
 交流会開催はいつになることでしょうか。


 月日はあっという間に過ぎ、当社が今までに関わってきたプロジェクトにも
大きな流れと動きがでてまいりました。
今回のニュースでは、それらをご紹介しました。

 みなさまのご意見、ご感想をお待ちしています。

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シーデザイン株式会社
http://www.c-design.jp
info@c-design.jp
            

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