【No.9】2002/12/25
***************************************************************
◆ C-design Mail News ◆
***************************************************************
目次:1.編集室から/
2.ご挨拶/
3.コミュニティ雑感/
_______________________________
■1.編集室から (橋本佳奈)
窓の外の中庭の木々がすっかり葉を落としてしまい、冬枯れの淋しい
風景になりました。
クリスマスシーズンでもあるので、ポインセチアとシクラメンの鉢を
買って事務所に置いてみました。観葉植物のパキラなどは、冬ではあり
ますが、小さなかわいい新芽が芽生えてきました。 当社にお越しの際
にはぜひご覧ください。
さて、クリスマスが過ぎるとお正月へのカウントダウンが始まります。
どうぞ良いお年をお迎えください。
■2.ご挨拶 (木村隆之)
年の瀬も押し詰まってまいりました。年末のご挨拶を申し上げます。
来る年は、内外ともに不安定要因が多々あり、予測のつかないところ
があります。とはいえ、変化する世の中にあって、それぞれに、次の展
開を目指し、布石を打っていかなければならない年、と考えます。
皆さまに良い年となりますようお祈りいたします。
■3.コミュニティ雑感 (木村隆之)
C-designのCは、CommunityのCですから、コミュニティにこだわって
最近感じたことをメモしました。ご一読いただき、コメントいただければ
幸いです。
◇ライブシティ
NYのロワー・マンハッタン・イーストというと多少やばいところでは
なかったかと思うが、先日のTVによると、NYパフォーマンスアートの
メッカとなっているらしい。
TVが取り上げたのはイーストビレッジにある最近人気のライブハウス。
ロック、パンク、レゲエあるいはヒップホップといった先端ミュージック
を産み出したNYだが、ここはその最前線。多様なアーティスト達の発表
の場となっている。
これを経営するのは、緑内障で失明した元大学教授。彼は、詩人として、
また、ミュージシャンとして認められているが、なによりも、そこにやっ
てくるアーティスト達に欠かせないおやじ的な存在であり、皆の話を聞い
てやり、時には人脈を活かして世話をしてやる。
「彼がいなければ俺達はどうしてやっていくんだ」と常連は言う。
イーストビレッジには、新しいアートが産まれる土壌となる超エスニッ
クコミュニティがあり、新進アーティストが世に出るチャンスを与えてく
れる「おやじさん」のようなプロデューサーがいる。こうしたコミュニテ
ィに根ざした仕組みを持ったNYは、今後もニューアートの創造基地であ
り続けるだろう。
そのように考えたとき、沖縄発の音楽を思った。
今年、沖縄の音楽が人気を得たようだが、それは、NYミュージックの
ように、コミュニティにベースを持っている強みがあるからではないだろ
うか。
◇都市再生
来年は「都市再生」という言葉が流行りそうだ。都市再生と言わなけれ
ば政府予算はつかないそうだ。
都市再生のイメージはわからない。
金融や商社の機能に依存し、それらの建物に占拠されていた都市が、代
わりの新たな借り手を見つけるということなのだろうか。あるいはそれら
を取り壊して新たな街をつくることを言うのだろうか。
かって司馬遼太郎が、アメリカ資本主義は平気で都市を棄てる、といっ
たことを書いていた。そういう国との競争に「再生」で勝つことができる
のだろうか?
再開発型再生は、東京を除き、難しいのではないかと誰もが思っている
のではなかろうか。
過日、京都伏見の酒蔵を再生利用したベンチャーラボを訪ねた。規模は
小さくインパクトはないが、「ものづくり文化」の灯を消さない、という
市の要請に酒造メーカーが応えたもので、注目される。京都は、西陣でも
同様の実験的な試みが始まっている。
これは、コミュニティレベルで、その身の丈に合わせ、その街に備わる
エネルギーの範囲で考える再生である。都市が整備してきたインフラ投資
の間尺には合わない。しかしバブル期の都市計画と過剰インフラに合わせ
る都市再生は、再生どころか都市葬送の始まりとなるであろう。。。
***************************************************************
シーデザイン株式会社
http://www.c-design.jp
info@c-design.jp
