C-design

戦い続ける友人たち

戦い続ける友人たち C-design
 めーる通信#53号
 2009.12.28
 *******
戦い続ける友人たち
 *******  

 今年も畏友たちの活動には刺激され、
 励まされました。
 尊敬する今井賢一先生が「エコノミスト」誌最近号で
「日本産業界の再生には人事の創造的破壊が必要だ」
 という論文を発表されています。先生の論考の対象は大企業組織です。
 組織人には熟読玩味していただきたいと思います。
 私の畏友たちは、大企業に挑戦し「創造的破壊」を実践する人々です。
 彼らに声援を送ってやっていただきたいものです。
  
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ★鈴木幸一さんが、「言葉の水割り」という本を出した。週刊文春の
  コラムで連載した「まだ宵の口」というエッセーに手を入れた。
  標題が「水割り」に変わったわけは知らないが、勝手に解題すると、
  彼の歯に衣着せぬ物言いはストレートでは強すぎるので、薄めてる
  ということなのだろう。それでもまだダブルくらい強いと思うが。
  彼は日本のインタネットビジネスの開拓者である。戦う相手は通信
  業界利権。バーカウンターはストレートグラスのやり取り。水割り
  など論外。酒豪である。飲み続けていても「まだ宵の口」なのだ。
   (「言葉の水割り」 講談社 09 12 7刊)

 ★戦う経営者といえば、松尾雅彦さん。スナック菓子カルビーの創業家
  二代目。30年余にわたりスナック菓子生産者とジャガイモ生産者の
  新関係構築のために戦い続けた。TV朝日サンデープロジェクトが
  その戦いぶりを取り上げた。
    8/30放映:企業が農業を変える~父子と農家37年の苦闘
    (DVDをご希望の方はご連絡ください。)
 「義をみてせざるは勇なきなり」精神は、政府主導の市町村合併に
  組せず村や町を守る自治体を守り支援する活動に現れる。2005年に
  チャーターメンバー7町村で発足したNPO「日本で最も美しい村連合」
  は、今年、33町村の組織になった。松尾雅彦の第二戦線だ。

 ★今年、本を出した友人たち:
  *土佐尚子さん 「カルチュラル・コンピューティング」
    (京大メディアセンター教授) NTT出版 09 9 2
  *荒井修亮さん 「バイオロギング」
     (京大工学部准教授)    京都通信社 09 9 18
  *武藤順九さん 「風の環 武藤順九の宇宙」文:神渡良平
    (イタリア在住彫刻家)    PHP研究所 09 11 18

 ★中津良平さんが今月からブログを始めた。 関西大学から
  シンガポール国立大に拠点を移してから1年半、活動範囲が
  東南アジアから中東まで広がってきた。東西両文化が交錯する
  シンガポールに身を置いてみて、さて、どういう視点が加わる
  のか、ブログが楽しみだ。「芸術と技術」を近々出版する予定。
     http://d.hatena.ne.jp/nakatsu-ryohei/?of=15

 ★郷土史家-坂本与一郎さんを囲む町おこし勉強会がこの秋から
始った。彼は東京でのサラリーマン生活を切り上げ帰郷し、
「京都丹後学会」を主宰。郷土史の研究に取り組みながら
「古代丹後王国」の歴史をもつ郷土の誇りを忘れないよう地域の
  人々に熱く語りかける。歴史の旅を企画し、請われれば、自ら
  ガイドを務める。彼もエスタブリッシュメントとの孤独な戦いを
続ける一人だ。

★ボストン在住の建築家山下明さんは、数年前米国に甚大な被害を
  与えたハリケーン「カタリナ」によって住宅を失った低所得者
  向けの住宅建設支援に尽力している。最近は、ワシントン=
  ボルティモア間のリニアモーターカー建設やブルネイ都市開発の
  ビッグプロジェクトにとりかかっている。日本では何をやるだろう。

 ★VPIの原啓さんは、モンゴルプに続いてインド・カンボジアの
  都市インフラ整備プロジェクトに席を温める暇はない。

  2009年の年の瀬を迎える京都にて

   木村隆之

QRCODE