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めーる通信#40号

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めーる通信No.40
2008.12.4
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武藤順九 
~ピエトラサンタの風に吹かれて
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 イタリアの北部、ピサの郊外にあるピエトロサンタPietrasanta
 という町から、在イタリアの彫刻家-武藤順九さんが京都に
 やってきた。
 180センチを超える長身は、着流しの着物に刀という浪人姿が
 似合いそう。
 なぜ京都に?「わたしの妻は京都に住んでいます。イタリアからの
 通い婚というわけで。」と笑う。
 順九さんは、東京芸大を出てヨーロッパに渡り、ミケランジェロが
 彫刻作品制作の拠点とした大理石の町、ピエトロサンタという町*に
 住み着き、爾来、ここにアトリエを構えて30数年、大理石彫刻に
 取り組んでいる。
  * http://en.wikipedia.org/wiki/Pietrasanta

 作品「風の環シリーズ」CircleWind PAX2000」は、2000年夏、
 バチカンのローマ教皇の夏の離宮に永久設置された。新世紀の
 平和の祈りを捧げたい、と順九さんが献納を申し出、受納された。
 ヨハネ・パウロ2世の謁見に招かれ祝福を受けた順九さんの
 平和のメッセージはインドに届き、「CircleWind PAX2005」が
 釈迦が悟りを開いた仏教徒の聖地ブッダガヤ(世界遺産)に永久
 設置された。

 平和の祈りの環はさらに広がった。「風の環シリーズ第三作」
 CircleWindPAX2008-Circle of Sacred Smoke」が、今年、米国
 ワイオミングのアメリカンインディアンの聖地Devils Tower
 National Monumentに永久設置された。
 Devils Towerは、スピルバーグ監督の映画「未知との遭遇」のラスト
 シーンに使われたことで有名であるが、本来、ここは、ラコタ
 インディアンをはじめ23のアメリカンインディアン部族の聖地。
 順九さんの祈りは彼らに伝わった。ある酋長は、「風の環」は
 我々の古傷を癒してくれるだろう、と受け止めてくれたそうだ。

 次の「聖地」は、ニューヨーク9.11グランドゼロの地とのこと。

 武藤順九さん:http://www.junkyu.jp/

    木村隆之
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